エール大学の新しい研究成果によって、禁煙に対する姿勢も大きく変わりそうです。


喫煙とは中毒性であることすでに周知の通りです。しかしどのようにそのことが人体に影響を与えるのかは実はまだあいまいなのです。エール大学の研究者らは、いくつかの答えを出しましたが、それは性別に大きく関与しているといいます。



エール大学准教授エヴァン・モリス氏の研究が、神経科学のジャーナルに掲載されました。モリス氏はエルサレムのヘブライ大学において、タバコを吸っに脳の反応を研究し続けてフルブライト奨学金をうけ、現在もイスラエルにいます。
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モリス氏は、ニコチンの影響が男性と女性の両方の脳内の快楽受容体にどのように影響を与えるかについて研究しています。その為に喫煙がドーパミンに影響するかを測定するPETスキャン(陽電子放射断層撮影)を導入し、 脳内の快楽の感情が神経伝達物質に対しての引き金になるかを測っているのです。


16人の常習喫煙者の脳を、 8人の男性と8人の女性で測定されました。約90分続いたPETスキャンを受けながらそれぞれがタバコを吸います。参加者は、ドーパミンが高レベルに達すると脳に反応が出るように設置されています。そしてその結果女性よりも男性の方が喫煙によってドーパニンが放出されていることがわかりました。そして女性の場合は喫煙によって脳の他の部分で反応が出たのです。


この結果から禁煙に対しての対応方法は男性と女性の間で同じではないとモリス氏は言います。